So-net無料ブログ作成

英語の速読法 【フルブライト留学関連-2-】 [フルブライト留学関連]

英語の速読法 【フルブライト留学関連-2-】
学生時代に小説を多読し和文は速読できていたと思う。英文は辞書を頼りに考えて意味が取れる段階で、読解力が「一定時間内に理解できる文章量」だとは、「合格後すぐに米国の大学院の授業に適応できる人を選ぶ」留学生試験を受けるまでは認識がなかった。 入社年度での試験では補欠ながら不合格で、翌年度に一次試験から受け直す羽目になった。原因は、長文を読みその内容に関する設問20の各5個ある短文回答から一つの正解を選ぶ問題で、解答欄の半分にも届かず時間切れになったことが大きかった。秋までの短期間に速読力を養うのに何か効率良い方法があるはずだとR財団資金で留学中の姉に訊ねたら、大学の新入生が受けるコースの速読と語彙を増やす二冊のテキストが送ってきた。
速読の本は最初にテストがあり、「問題文を読み10問の各設問に5個の解答文から一つ正解を選ぶ。正解が80%以上であれば採点対象となり要した時間を計れ」とあり、留学試験と同じタイプだった。次頁の表で、要した時間の一分当たりの単語数(word数、1wordが5英字相当)換算と対応年齢表があった。それを試すと、私は120語/分弱の小学6年生なみで、300が高校生、400が大学生、600で管理職相応とあった。次頁には110語/分以下の人は音読を止めること、それ以上を望めば速読の理屈を納得し以降の頁で訓練を要するとあった。
その理屈を要約すると、「眼球が動く間はものが視えない。それは、電車に座り前に立っている人の眼球を見ると左右に往復していることでもわかる。読書速度は一行読むのに何回眼球を止めるかで決まる。150語/分前後の人は一行読むのに単語の数だけ止まり、400語/分の人は一行を2回ほど止めるだけで文意を理解する。つまり読書速度は、at a glance (一瞥)で同時にイメージ化できる単語数による」というものだった。それは和文でも同じはずが、漢字は象形文字なので見た瞬間に意味が採れるが、英語は表音文字であり意味のイメージは湧かないものとの思い込みが間違っていただけだった。
以降の頁はその練習であった。縦8mmで、横が2.5cm、3cm、5cmほどの四角い3種類の小窓を切り抜いた付録の白紙部分で、羅列された4桁ずつの数字を隠し、紙をサッと上下に動かし狭い子窓で一瞬それを眺めて、数値でなく一連の数字配列としてイメージする練習を繰り返す。次ぎに、5桁で同じ練習をする。退社後に毎日練習して8桁まで可能になった。次は配列が数字でなく4字からなる単語(例えばbook)をサッと子窓から一瞬眺めて意味を思い浮かべる練習となる。次第に一語の字数が増え8字の単語になるまで毎日繰り返す。その結果、不思議なことに漢字と同様に一瞬で意味が取れるようになった。次には、一番広い窓で一行に2,3個の任意長さの単語を一瞬だけ眺めて意味を思い浮かべる練習をする。このように3ヶ月間毎日20分弱これを続けたら、最初に試したテストで倍速の300語/分となったのには驚いた。ただし、当然のことながら、その単語の意味が不明では語を構成する英字のイメージは浮かんでも語としてのイメージは湧かない。
そこで、途中から2冊目の語彙の本に取り組むこととなる。これも最初に日常生では使用せず新聞や高級雑誌のみで出てくる100の単語がリストされており、速読の本と同じく相応年齢一覧が表が付いている。私は18単語しかわからず中学生なみの実力だった。語彙を増やす方法は、語源にさかのぼる理解する、漢字でいえば旁から想像する、類でこれも3ヶ月近く20分くらいの訓練で80単語近くの大学高学年並みにはなったほど効率良く覚えられた。
こうして迎えた2回目の試験では、まわりの受験者が昨年の私と同様、半分くらい答えたところで終わりの時間がきたが、私は何とか最後の回答までたどり着けて一次試験に合格できた。二次試験は前年度の失敗への対策を考え、二度目で辛うじて留学できた。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0